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黄真伊「ファンジニ」第19話 あらすじ
このドラマの元の言語は韓国語ですが、
中国語の字幕がついています。
韓国語がご堪能な方、
中国語がお上手な方、
多言語環境で動画を楽しみたい方
あるいは、管理人のように、韓国語は初心者でも、
一度日本語で見ていてストーリーをしっている方など
いろいろな方にお楽しみいただけると思います。
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王様を前に舞を披露する競演の日が来ました。
プヨンと
ファンジニのうち、この競演で勝ったものが女楽のヘンスを継承するのです。
競演の場には、もちろんあの
ピョクケツもいます。
しかし、
ファンジニが宮中に入ろうとすると、
ペンムの言葉が思い出され、一歩を踏み出すことができません。(
第4話 )
そのとき、通りかかった
メヒャンは
ファンジニに声をかけ、入ってくるのを促すのでした。
競演ではまず、
プヨンが見事に舞を披露し、王様からお褒めの言葉をいただきます。
しかし、その舞は師である
メヒャンのものとは、どうも違っているようです。
ファンジニが舞を始めようとすると、
ピョクケツが
ファンジニの中傷をします。
ファンジニは、師である
ペンムを救う手立てがあったのに、自分が女楽という権力を手中に収めたいがために、わざとその機会をのがしたのだ、というのです。
ペンムが自殺して以降、自分が彼女になした行為となさなかった行為に責めを感じ、眠ることなく食べることなくただ日を送ってきた
ファンジニ。
ピョクケツが放った毒のあるこの中傷で、遂に緊張の糸が切れ、舞を披露することなく倒れ崩れてしまいました。
大臣たちは、王に無礼を働いた
ファンジニを死罪にし、
ファンジニを抱きかかえて助け出した
キムジョンハンも重罪に処すべきだと、騒ぎます。
しかし、
キムジョンハンは、王様に
ファンジニの命ごいをし、
ピョクケツにも再度
ファンジニをそっとしておいてくれるよう頼みます。
一方、
プヨンの悪巧みも明らかになりました。
競演では、王様に
メヒャンの舞符を提出した上で、
プヨン自身の創意を加えた舞を披露した
プヨンでした。
それは、
メヒャンの舞符との違いを不審に思って王様にその訳を尋ねるように仕向けたのでした。
プヨンは、
メヒャンの舞符とは別に、自分の舞符を作ってあったのです。(
第17話 )
王様に尋ねられたら、その自分の舞符を取り出して、師匠の舞がつたないので自分で創意を加えたのだと言って、女楽のヘンスの地位を手に入れようとたくらんでいたのです。
しかし、
プヨンの性格を知っている
メヒャンは、そんな彼女の行動を予測し、
プヨン自身の舞符を王様に届けていました。
だから、王様がご覧になっていた舞符と
プヨンの舞に相違はなく、王様からのお尋ねもなかったのです。
プヨンの企みは、
メヒャンの機転で成就しなかったのでした。
さて、ソンド教坊に戻った
ファンジニは精神に異常をきたすようになります。
点呼の場に修練の身支度で現れ、虚ろな目で
ペンムはどこにいるのかと探し回ります。
ペンムの死を受け入れられず、廃人同様になって酒におぼれる毎日を過ごすようになります。
立ち直らせるために宴席に出される
ファンジニですが、コムンゴを弾くこともできず、舞を舞うこともできず、客に杯を投げつけられる有様でした。
そして、ついにある時
ペンムのもとに逝くために、
ペンムが身を投げた崖に立つのでした。
ペンムの死で、
ファンジニも
メヒャンも変わってしまいました。
メヒャンは、真に技芸に秀でた者が女楽のヘンスになるべきだと悟り、自分の弟子である
プヨンではなく、
ファンジニがそれにふさわしいと思うようになりました。
でも、肝心の
ファンジニは、
ペンムをなくして人生の指針を見失ってしまいます。
自分がどれほど
ペンムに似ていたかということ、
ペンムを憎むことが修練の原動力になっていたこと、
そして、本当は
ペンムを尊敬し、愛していたこと、
それらのことに気付いたときには
ペンムはもうこの世の人ではなくなっていたのです。
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- 2008/08/12(火) 13:37:36|
- 黄真伊「ファンジニ」|
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