黄真伊「ファンジニ」第4話
このドラマの元の言語は韓国語ですが、
中国語の字幕がついています。
韓国語がご堪能な方、
中国語がお上手な方、
多言語環境で動画を楽しみたい方
あるいは、管理人のように、韓国語は初心者でも、
一度日本語で見ていてストーリーをしっている方など
いろいろな方にお楽しみいただけると思います。
|
その頃、中央から貴族に献上するキーセンを選べとの命が下り、候補として
ファンジニの名前が挙がりました。
ファンジニをつれて都に上ったペンムは、どのキーセンを選ぶかは、宮中での宴会での楽器の演奏や舞で競ってはどうかと提案し、その考えが採用されます。
一方、都からファンジニがもどってくるのを心待ちにしていたウノは、すぐに
ファンジニを訪ねますが、
ファンジニの方は競演の修練に集中するため、ウノに会わないと告げます。
そして、
ファンジニは、キーセンが習うカヤグムではなく、コムンゴを習い始めます。
意気消沈するウノを見かねたトクパルは、ジニに会ってくれるよう頼み込みます。
想いを絶ちがたく感じた
ファンジニはコムンゴを背負って、ウノの待つ橋の上にやってきます。
ウノは
ファンジニの芸の修練に寄り添いながら、時を過ごすことにしたのでした。
ウノは、コムンゴを弾く
ファンジニを墨絵に写し、綱の上で舞の基礎を練習する
ファンジニの手を取って手伝います。
そんな風に練習をつみ、母の前でコムンゴを弾いていると、母は、コムンゴの音が深くてきれいだから、何かいいことがあったのではないかと思いいたります。
そして、突然父に会いたくないのかと聞く
ファンジニの様子から、誰かを好きになったのだと推測します。
母は信頼するオンスに頼んで、ファンジニの相手がどんな人か様子をみてきてくれるように頼み、オンスはウノに会いに行きます。
オンスはウノに対峙すると、
ファンジニがいずれはキーセンになる身だと知っているのかと尋ねます。
そして、
ファンジニの為に全て捨てることができるかと詰め寄ると、ウノは頼りながらも、もちろんだと言い切るでした。
ウノのその言葉が本当かどうかが試される日はすぐにやってきました。
ファンジニと共に時間を過ごすため、寺子屋をサボってきたことが、ウノの両親にばれてしまったからです。
トクパルを問い詰めて、全てを知ったウノの母は、ウノを連れて
ファンジニを教坊に尋ねます。
ウノの母は、
ファンジニに詰め寄ると、有無を言わさず
ファンジニの頬をたたくのでした。
この回までは、ペンムとジニの間に芸を通した美しい師弟関係があった時期でした。
ペンムは
ファンジニの才能を高く買っていました。
例えば、
ファンジニが自分のほしいものは、財宝などではなく、王様の頬をぬらす涙がほしいと言い切ったとき、大口をたたくななどとはいさめずに、むしろ誇らしげにしていました。
そしてペンムは、世間がキーセンをどんな風に扱うかをまだ知らない
ファンジニに、折に触れてキーセンの心得を授けます。
例えば、キーセンにとって重要なものは、愛でもなく、苦痛で、それを乗り越えたところに、優れた芸があるのだと教えます。
もちろん、
ファンジニはその言葉の深い意味などまだ知る由もないのですが、ウノとの初恋の行方を通じて、これ以後、その意味するところを痛いほど知るようになるのです。
この回では、その悲しすぎる恋の伏線がいくつも出てきました。
例えば、橋の上で
ファンジニの舞う姿を見ていたウノは、顔を暗くして、他の人には見せないとほしいと頼みます。
美しすぎるので、他の人に見せないでほしいというウノに、キーセンは人前で舞を舞うのが仕事なのに笑う
ファンジニですが、このときの言葉を守って一切、舞を舞わなくなってしまう日はもうすぐそこまで来ていたのでした。
PR
- 2008/07/25(金) 14:10:59|
- 黄真伊「ファンジニ」|
-
トラックバック: |
-
コメント:0