黄真伊「ファンジニ」第15話
このドラマの元の言語は韓国語ですが、
中国語の字幕がついています。
韓国語がご堪能な方、
中国語がお上手な方、
多言語環境で動画を楽しみたい方
あるいは、管理人のように、韓国語は初心者でも、
一度日本語で見ていてストーリーをしっている方など
いろいろな方にお楽しみいただけると思います。 |
ファンジニの母に薫陶を受け、
ファンジニの心をつかもうとしたピョクケスは、
言われたとおりしたのに、
ファンジニが帰っていこうとするのを見て、
最後のところで失敗してしまいます。
それを見て
ファンジニは、ピョクケスが書いてよこした詩が本人のものではなく
イェージョパンスであるキム・ジョンハンのものだと見破り、
都に帰ってしまおうとする彼を引きとめます。
そして、感情は一時のものだが、キム・ジョンハンが王命でやっている民衆芸能を
記録する仕事は、歴史に残るものだから続けるべきたと迫るのです。
キム・ジョンハンとジニは、お互いの気持ちを知りながら、
芸能を愛するものとして、多くのときを共に過ごしますが、一線は越えません。
ファンジニはウノとの恋の経験を通して、結ばれることがゆるされない
ヤンバンとキーセンの関係をこれ以上、発展させても苦しむだけと
悟っていたからです。
一方、キム・ジョンハンの方も、
ファンジニの昔の傷を知っているので、
ファンジニを傷つけないようにと、あと一歩を踏み出せないでいます。
自分への想いを強くしていくキム・ジョンハンに気付く
ファンジニ。
その姿は、自分のためにすべてを捨てようとし、命までも落としてしまった
ウノと重なります。
そして、キム・ジョンハンがその二の舞にならないようにと、
ファンジニは、キム・ジョンハンの愛を抑え、また、
自分のキム・ジョンハンへの気持ちを絶つために、
用心棒として
ファンジニを見守ってきた
ムミョンを妓夫を取ることに決めたのでした。
ウノとの恋に苦しんだときの
ファンジニとは違い、ヤンバンである
キム・ジョンハンとの恋を成就しようとはしない
ファンジニ。
肉体の結びつきではなく、精神の結びつきに幸せを見出そうとし、
結婚もはじめから望まないという現実的な態度をとるように
変わってしまったんですね。
本当にウノとの恋が
ファンジニの人生に与えた影響がいかに大きかったか、
再確認する回でした。
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- 2008/07/14(月) 16:42:59|
- 黄真伊「ファンジニ」|
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